星が瞬く

書きたい時に、書く

彼らの決断

 

 

 

 

書くかどうか迷った。けれど、書き出さないとなんだか気が済まない気がして、一度書き出すことにした。

 

 

 

 

 

 

2022/11/04 夜の話

寝ようと思っていたところに、SNSのTLに飛び込んできた"脱退""退所"の文字。

現実味がなさすぎて本当にドッキリかと思っていたし、何かの冗談?としか思えなかった。数時間前まで、生放送で新曲を歌っていた人達がどうして?数週間前まで、ツアーを5人一緒に楽しそうに歌って踊っていた人たちがどうして?脳内がその場で起こっている状況に追いつかなかった。

 

事務所が発表した文面を読んだ。けれど、FC向けに上がっていた本人たちの動画はその瞬間には見ることは出来なかった。あまりに突然なことが起こると放心から涙すら出てこないのだ。

その後に、仲の良いお友達から電話したいと連絡があって夜が深くなる時間までその話をした。それでも、彼らの下した決断をすぐのすぐに受け入れることができなかった。

結局その日は全然寝られず、目が覚めても事実は現実で、ドッキリじゃなかったんだ…と思ってしまった。明るくなってから彼らの動画を見ようと思っていたので、翌朝に意を決して見たのだけれど、終始わからない、というのが率直な感想だった。正直、事実から置いてけぼりにされている感覚があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デビュー直後に好きになって、当時6人だった彼らを追いかけてきた。でも実は、去年まで彼らを追うのに気持ちが追いつかなくて距離を置いていた。他のグループ(関西の子達)を追いかけていたというのもあるけれど、今思えば、彼らのことを自分自身が気持ち的に受け止めきれなかったんだと思っている(この話は今回割愛しますね)

 

今年に入り、久しぶりに現場に行ったのがドームコンだった。距離を置いていた間に大きな存在になっていたけれど、彼らは相変わらずキラキラしていた。私はこの5人にしか出せない空気感が好きなのだと思ったし、これをきっかけにまた彼らを応援したいと思っていた矢先だった。

大きな決断を下した彼らも苦渋の決断だったのは理解したいのに、私には、迷いや別れがあった上で、ジャニーさんに直談判してデビューが叶ったのに、自らの手で今ある形を終わらすなんて、と思ってしまった。誰のせいでもないのに、やっぱりね、5人で5周年を迎える未来を迎えたかった。ドームツアーも毎年恒例になるくらいのグループに成長できると思っていた。海外も、この5人でなら進出できると思っていた。この先もずっと5人一緒にいるものだと思っていたよ。こんなのことを言ってしまうファンでごめん。

 

 

 

 

 

 

 

そして、新しいお仕事の情報を生放送で嬉しく報告してくれた自担は、この決断についてどんな気持ちを抱いていたのだろう。

さらに遡ると、他のメンバーと今後の活動について本音を話していた瞬間、ツアーを回っていた期間、どんな気持ちで日々を過ごしていたのだろう。決断を下した3人を見送ることになって、今まで作ってきた居場所を2人で守り続けると決めた瞬間、どう感じてどう考えたのだろう。こちらが考えても答えが出るわけでもないし、そもそも知る由もない。ファンなのに知らないことの方があまりに多すぎる。

でも、ブログに綴られていた言葉が今のすべてなんだろうなと思う。

 

僕はやっぱりアイドルとして活動出来ていることが幸せだし、何よりジャニーさんが作ってくれたグループと今まで応援してくれていたファンの人との関係を守りたかった。

 

この表現が適切かどうかはわからないけれど、やっと泣けたと思った。

受け入れるのに時間がかかるのも事実だけれど、廉くんの覚悟を受け入れたいと思ったのも事実だ。今はいろんな憶測が上がっている状況だけれど、私は自分が見てきたもの、本人たちの言葉を信じたい。

 

5周年を迎える前日まで彼らが5人のKing & Princeとしていようとしている残りの半年間は、どう受け止めていけばいいのだろう。まだ、わからないけど、自分なりに受け止めていきたいし、彼らの気持ちを尊重したい。そして、5人それぞれの幸せを願い続けていたい。それしか私には出来ないから。オタクは難しいね。